薄毛デザイン RELIVEのブログ

毛髪診断士の資格を持つ美容師が薄毛の情報、薄毛のヘアデザインなどを男性向けに書いていきます。

AGAとは?美容師が正しい知識で解説します!

テレビやネットの広告、電車の中づり広告などでよく目にするAGA。

 

なんとなく薄毛を意味していることは認知されていますが正しく理解している方はそう多くはありません。

 

 

 

 

AGAってなに?

AGAとは成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。
 
生え際が上がってきている、後頭部の頭皮が透けてしまうなどそのような悩みを持たれている方がおそらくAGAに該当すると思います。
 

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Norwood O T. South Med J 1975; 68(11): 1359-1365より作図
 
AGAの脱毛には進行パターンがあります。上の図のように額の生え際が後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、混合しているタイプなど様々な進行パターンがあります。

 

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AGAの原因と特徴

 
AGAは進行していくもので何もケアをしないと髪の毛の本数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。なのでAGAは早期ケアが重要になってきます。
 
AGAは20~70歳男性の約3人に1人はなっています。
 
因みにこのブログを書かせていただいている私もAGAによる薄毛に悩まされていました。
 
AGAの脱毛部にはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが多くみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。
 
髪は、成長期に育ち、退行期に成長が止まります。そして、休止期を経て自然に抜ける仕組みになっています。

ジヒドロテストステロンは、髪の元になる毛母細胞へと栄養を送る毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれて、毛母細胞の働きを低下させます。
 
髪の成長サイクルに悪影響を及ぼすシグナルを出し、成長期が短縮されることで、太くて濃い健康な髪が生えにくくなるのです。
 
少し難しい話にはなりましたが、ジヒドロテストステロンというホルモンが多すぎると薄毛になってしまう可能性があるということです。
 
このことから性欲や体毛の濃さなどが薄毛に関係しているみたいな噂が一時期はやりましたがあながち間違いではないようです。
 

AGAは早期治療が大事

 
AGAは抜け毛・うす毛がゆっくりと進行していくと言いましたがゆっくりとなんです
 

AGAでは普通、うす毛になっていても、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はありません。

 

ケアをしていくのが早ければ早いほど改善の余地があります。

 

私もそうでしたが気にはしていても『まだ大丈夫、、』と見て見ぬふりをしていました。

 

ですが、その時が動く時だったと思っています。

 

 

 

今後も薄毛について書いていきますが、薄毛は治りますしおしゃれになれます

 

 

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美容師という立場で、少しでも薄毛の方の人生が豊かにしていければと思っています。

 

 

 

RELIVE 栗田