薄毛デザイン RELIVEのブログ

毛髪診断士の資格を持つ美容師が薄毛の情報、薄毛のヘアデザインなどを男性向けに書いていきます。

薄毛治療薬 プロペシア

AGAを改善する方法はいくつかあります。

 

 

その中の1つで飲み薬のプロペシアについて書いていきます。

 

 

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プロペシアとは?

 

AGAに対しての有効成分が『ファナステリド』で製剤名が『フィナステリド錠』、商標登録名が『プロペシアとなっています

 

 

ややこしいのですが日本での特許が切れているのでジェネリック(後発品)もいろいろな製薬会社からでていて『フィナステリド』という販売名で処方されています。

 

 

プロペシアの効果は簡単に言うと、前回AGAの原因ジヒドロステトロンについて書きましたがその原因となる5α還元酵素を抑制してくれます。

 

前回の記事はこちら

 

 

relive.hatenablog.jp

 

 

 

そのためヘアサイクルを正常に近づけてくれて抜け毛を減らしてくれます。

 

 

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実際に飲んでいる私の感覚ですが増えている気はあまりしませんが、薄毛の進行は抑えられています。

 

 

 

プロペシアの副作用

 

良く気になる問題点であるのが性欲減退や勃起不全がありますが、性欲減退は1%以上5%未満、勃起不全は1%未満の方におきる可能性があります。

 

その他にも稀ではあるようですが肝機能障害等の副作用もあるようです。

 

副作用に関しては薬なので起きてしまう可能性があるものですが、医師の処方のもと服用していれば仮に合わないとしても相談できて中止することもできると思います。

 

なので個人輸入が簡単にできてはしまいますが、クリニックでの処方を強くお勧めします。

 

 

 

他にも精液へ成分が移行してしまうのが妊活を始めようとしている方にも気になるところだと思います。

 

販売元の製薬会社の資料には、フィナステリド1mgを1日1回6週間経口投与したときの精液中への移行量は極めて微量であったとされています。

 

服用を続けながらの子づくりも気にすることなく可能になっています。

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しかし私も調べた結果心配はあったので、服用を中止して1か月経過すれば完全に体内から消えてしまうので、それを目安に服用をやめていました。

 

気になる方はそのようにしてみるといいと思います。

 

最後に1番気を付けていないといけないのが女性の服用になります。

 

特に妊娠中や授乳中の女性は赤ちゃんの生殖器の発達に影響を及ぼす危険があるため服用や触れることでさえ注意、が必要です。保存場所等にも注意が必要です。

 

 

 

薄毛や抜け毛が気になり始めた方が行う早期の治療のひとつになるので検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

RILIVE  栗田

 

 

 

 

 

 

AGAとは?美容師が正しい知識で解説します!

テレビやネットの広告、電車の中づり広告などでよく目にするAGA。

 

なんとなく薄毛を意味していることは認知されていますが正しく理解している方はそう多くはありません。

 

 

 

 

AGAってなに?

AGAとは成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。
 
生え際が上がってきている、後頭部の頭皮が透けてしまうなどそのような悩みを持たれている方がおそらくAGAに該当すると思います。
 

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Norwood O T. South Med J 1975; 68(11): 1359-1365より作図
 
AGAの脱毛には進行パターンがあります。上の図のように額の生え際が後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、混合しているタイプなど様々な進行パターンがあります。

 

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AGAの原因と特徴

 
AGAは進行していくもので何もケアをしないと髪の毛の本数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。なのでAGAは早期ケアが重要になってきます。
 
AGAは20~70歳男性の約3人に1人はなっています。
 
因みにこのブログを書かせていただいている私もAGAによる薄毛に悩まされていました。
 
AGAの脱毛部にはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが多くみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。
 
髪は、成長期に育ち、退行期に成長が止まります。そして、休止期を経て自然に抜ける仕組みになっています。

ジヒドロテストステロンは、髪の元になる毛母細胞へと栄養を送る毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれて、毛母細胞の働きを低下させます。
 
髪の成長サイクルに悪影響を及ぼすシグナルを出し、成長期が短縮されることで、太くて濃い健康な髪が生えにくくなるのです。
 
少し難しい話にはなりましたが、ジヒドロテストステロンというホルモンが多すぎると薄毛になってしまう可能性があるということです。
 
このことから性欲や体毛の濃さなどが薄毛に関係しているみたいな噂が一時期はやりましたがあながち間違いではないようです。
 

AGAは早期治療が大事

 
AGAは抜け毛・うす毛がゆっくりと進行していくと言いましたがゆっくりとなんです
 

AGAでは普通、うす毛になっていても、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はありません。

 

ケアをしていくのが早ければ早いほど改善の余地があります。

 

私もそうでしたが気にはしていても『まだ大丈夫、、』と見て見ぬふりをしていました。

 

ですが、その時が動く時だったと思っています。

 

 

 

今後も薄毛について書いていきますが、薄毛は治りますしおしゃれになれます

 

 

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美容師という立場で、少しでも薄毛の方の人生が豊かにしていければと思っています。

 

 

 

RELIVE 栗田